FilSyncStudio

思い出を、再上映しよう

GH5はV-log Lと10bitの設定で動画を撮影できる

茨城県水戸市を拠点に活動する映像制作事務所 FilSyncStudio(フィルシンクスタジオ)です。
弊所では、制作時に使用するカメラとしてLUMIX GH5を採用しております。
今回は、このカメラに搭載された技術とその大まかな内容についてご紹介したいと思います。

GH5は、log(V-log L)と10bitでの撮影に対応しています。
V-log Lと10bitに設定して動画を撮影する場合、下記のようなメリット・デメリットがあります。

【V-log Lと10bitに設定して動画を撮影するメリットとデメリット】

撮影設定メリットデメリット
V-log LスタンダードやシネライクDで撮影するよりも、白飛び・黒つぶれしにくいコントラストがなく、眠たい映像になるので、編集の技術が必要
10bit撮影8bitで撮影するよりも、より多くの色情報を保存できる容量が大きいため、複数のSDカードや外付けSSDなどが必要
V-log L/10bit撮影のメリット・デメリット

結論、V-log Lと10bitに設定して動画を撮影すると、通常撮影時よりもより広いダイナミックレンジや色域で撮影できます。写真で例えるなら、RAWとJPEGのようなイメージです。

V-log Lと10bitに設定して撮影した動画は、撮影後、編集する必要があります。編集されてない映像は、コントラストや色味がないからです。

この編集作業のことを、カラーコレクション/カラーグレーディング(カラコレ/カラグレ)と呼びます。

たとえば、YouTubeで活躍する多くのフィルムメイカーは、V-log LのようなLog撮影と10bitの設定で動画を撮影しています。その後、撮影された動画をフィルムメイカーの好みに合わせてカラーコレクション/カラーグレーディングします。

つまり、私たちがYouTubeで見ている動画は、カラーコレクション/カラーグレーディングを経たものなのです。

シネマティックな映像など、普段YouTubeで見るような動画を制作したい人は、V-log Lと10bitでの撮影や、カラーコレクション/カラーグレーディングにトライしましょう。

V-log Lと10bitに設定して影したGH5の動画の作例

下記の動画は、V-log Lと10bitに設定したGH5で撮影し、カラーコレクション/カラーグレーディングしたものです。

【カラーコレクション/カラーグレーディング後の動画の作例】

次に、カラーコレクション/カラーグレーディング前の動画を見てみましょう。

【カラーコレクション/カラーグレーディング前の動画の作例】

カラーコレクション/カラーグレーディング前の動画は、コントラストが低く、色味がほとんどないことが分かります。

【カラーコレクション/カラーグレーディング前とカラーコレクション/カラーグレーディング後の動画の比較】

※動画編集に用いたソフトは、DaVinci Resolveの有料版です。DaVinci Resolveの無料版では、GH5で撮影した10bitの映像(H264)は編集できないので、注意してください。

カラーコレクション/カラーグレーディングをするには、DaVinci Resolveなどの編集ソフトが必要になります。

近年、フィルムメイカーは、カラーコレクション/カラーグレーディング時、Adobe premiere proやFinal Cut Pro XよりもDaVinci Resolveを用いる傾向にあります。

そのため、これからカラーコレクション/カラーグレーディングを勉強したいという人は、DaVinci Resolveでの編集にトライしてみましょう。

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